MSW-Lab

社会福祉士(医療ソーシャルワーカー)の実態を掲載します。

CASE#9 MSWにおける働き方改革

 

みなさんこんにちはケイです。

 

このブログでは社会福祉士である私が日々の仕事の中で思ったことを発信していこうと考えています。

 

昨今の日本は様々な形で働き方改車の推進が進んでいます。

 

病院という組織も例に漏れるはずがありません。


近々では、医師の働き方改事がメディアに多く取り上げられているように、医療業界の働き方改革も様々な面でフォーカスされています。


私は医師ではありませんので専門的な言及は出来ませんが、自分の患者さんに対しての責任感から時間外労働が増えているではないかと思っています。

 

この現状をどうにか打戒しようと厚生労働省日本医師会などを中心に医師の働き方改革が進められています。

 

医療職によっては比較的人員の代替が可能な専門職もいます。例えば、臨床検査技師や臨床放射線技師は技術を問われる一方で対クライエントに対して関わる機会が比較的少なめです。

 

検査データや画像データは医師の診断に用いることが多いため、医師の代替ができないとしても、先述した2つの専門職は代替が可能です。

 


では、MSWの働き方改革はどうなのでしょうか。

 

いくらマニュアルがあったとしても細かな個人の解択に差異があり、クライエントと関わった MSW の感覚が合わさっているため別のMSW が同じようにケースを進めても微妙なズレが生じることがあります

 

クライエントとの信頼関係や関係機関との連絡調整のニュアンスもデリケートな部分であり、私は別のMSW のケースを引き継ぐときは、非常に慎重になります。このような状況はどの病院でも起こりうる状況なのではないでしょうか。

 

私の病院では書面を用いて申し送りを行います。私の病院の方法が一番効率的とは思えません。しかし書面に代わるアイディアが浮かんでいないのも事実です。

 

皆さんの病院は様々な形で申し送りをされていると思いますが、画期的なアイディアがあれば是非ご教授して頂きたいです。


このような議論については表舞台に表出されていないだけであり、多かれ少なかれ、臨床の現場では発生している事案であることは間違いありません。

 

職能団体等で是非取り扱って欲しい議題の一つです