CASE#11 MSWは生涯同じ職場で就労するべき?①
みなさんこんにちはケイです。
このブログでは社会福祉士である私が日々の仕事の中で思ったことを発信していこうと考えています。
12月28日のニュースで、サッカー日本代表の森保一監督の続投が決定しました。
第2次森保政権となり、より一層森保監督が理想とするサッカーが体現できることを期待したいものです。
サッカー選手や野球選手など、多くのスポーツ選手はトレード、移籍などが頻繁に行われます。
トレード、移籍はチームの方針に応じて、使いたい選手が異なったり、マーケティング戦略など様々な理由で発生します。
重きを置く理由は人それぞれとはいえ、「その選手が必要」であることは紛れもない事実です。
トレードや移籍によって、選手が活躍するきっかけになることも少なくありません。
しかし、中には「バンディエラ」と呼ばれる、長く一つのチームに所属している選手もいます。
※バンディエラ:イタリア語で「旗手」「旗頭」を意味します。
長期間同じチームの第一線で活躍し、高いカリスマ性があり、チームの顔である選手のことを指すようです。
長く所属しているということは、それだけ組織に貢献されてきた証拠といえるのでしょう。
大変前置きが長くなって申し訳ございません。
今回は、医療ソーシャルワーカー(以下MSWと略します。)が長期的に同じ職場で就労することについての考察を行なっていこうと思います。
みなさんの職場には、バンディエラはいらっしゃいますでしょうか。
同じ病院で十年以上就労されていて、ある程度の名声があるMSWが私の職場にも、地域にも見受けられます。
私も頻繁にその方々に社会資源や、支援のアプローチを教えてもらうことがあります。
経験豊富で、頼り甲斐があって、その人に聞けば大体のことが解決に向かいます。
MSW界でのバンディエラは、一見メリットしかなさそうな気がします。
しかし、転職経験のある私としては、デメリットもあるのではないかと考えます。
同じ病院、同じ地域で働き続けるメリット、デメリット。
正解、不正解の討論をしようとしているわけではありません。
メリット、デメリットをあげた上で、皆さんがどう考えるかが重要です。
多様性のある意見は大歓迎であり、マイノリティな意見であってもそれを否定することはこのブログでは一切ありません。
私は次回以降になりますが、MSW界でバンディエラであることのメリット、デメリットについて発信していこうと思います。是非皆さんの意見も聞かせていただけたら幸いです。
前回のCASEはこちらから。
CASE#10 医療機関における医療ソーシャルワーカーの人数配置考察