MSW-Lab

社会福祉士(医療ソーシャルワーカー)の実態を掲載します。

CASE#15 MSWは生涯同じ職場で就労するべき?⑤

 

みなさんこんにちはケイです。

 

このブログでは社会福祉士である私が日々の仕事の中で思ったことを発信していこうと考えています。

下記のブログを先に読んでいただくことを推奨します。

 

CASE#11 MSWは生涯同じ職場で就労するべき?① - MSW-Lab

 

CASE#12 MSWは生涯同じ職場で就労するべき?② - MSW-Lab

 

CASE#13 MSWは生涯同じ職場で就労するべき?③ - MSW-Lab

 

CASE#14 MSWは生涯同じ職場で就労するべき?④ - MSW-Lab

 

MSW界でバンディエラになる

 

メリット① 信頼関係の向上

 

メリット② 地域への理解

 

メリット③ 社会資源の把握

 

前回の続きです。

 

医療ソーシャルワーカー(以下MSWと略す。)でバンデュエラになる事のメリットを徒然と発信してきましたが、物事には二面性があります。

 

メリットもあれば、当然デメリットもあるということです。

 

デメリットはズバリ!

 

組織での「当たり前」が世間の「当たり前」と一緒であると勘違いしてしまうことです。

 

長年組織内で作り上げられた決め事やマニュアルがそのまま業務に反映されていることありませんか?

 

組織内独自の呼び方であったり、ルールであったり、多岐にわたります。

 

気づくことができたのであれば、まだマシな方で、それが「当たり前」だと思い込んでいる人も少なくありません。

 

その「当たり前を」バンデュエラが新人MSWへ教えるわけですから、負のスパイラルに陥ること間違いなしです。

 

露骨に感じることができるのは、転職経験のあるMSWではないでしょうか。

 

転職して気づくことも多いはずです。

 

今までの「当たり前」は「当たり前」ではなかったと。

 

組織内での「当たり前」、地域においての「当たり前」。

 

それって本当に当たり前ですか?

 

たった1カ所の組織、地域をみただけで物事を「当たり前」と決定づけられますか?

 

職能団体の研修に参加するなどして、定期的に世間の動向を把握しながら、指標を標準化していくメンテナンスのことを、

 

一言で、「毎日勉強」と解釈することができるのではないでしょうか。