MSW-Lab

社会福祉士(医療ソーシャルワーカー)の実態を掲載します。

勝手に病院訪問 社会福祉法人 三井記念病院

みなさんこんにちはケイです。

 

このブログでは社会福祉士である私が日々の仕事の中で思ったことを発信していこうと考えています。

 

今回は「勝手に病院訪問」と題しまして、実際に私が様々な病院へ訪問して私なりにその病院の説明をするといった自己満足企画です。定期的に記載していこうと思いますがあくまでも個人的な意見ですので悪しからず。

 

記念すべき1カ所目は、社会福祉法人 三井記念病院さんです。

 

三井記念病院は病床数482床を有する急性期病院です。

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地域医療支援病院や、東京都がん診療連携拠点病院等の指定を受けており東京都の医療を支えています。

 

DPC特定病院群でもあるため医療レベルが高いことも伺える病院です。

DPC特定病院群とは、簡単にいうと大学病院に準ずる機能を有する病院ということで、診療密度、医師研修の実施、医療技術の実施、補正複雑性指数(いかに複雑な治りにくい病気を治療しているかといった指数)といった規定をクリアしなければなりません。

 

さらになんといってもJoint Commission International (JCI)の認定を受けている数少ない病院です。

JCIは国際的基準に乗っ取り、極めて難しい規定をクリアしている世界基準の病院である証明みたいなものです。日本中の病院でもほんの一握りの病院しか認定されていません。

 

似たような認定として病院機能評価がありますが、病院機能評価はあくまでも日本国内のものであるため、比較するものでもないのかもしれませんが、JCIの方が上位互換と言えるでしょう。

  

1909年から開院した歴史のある病院ですが、戦前に後の医療ソーシャルワーカーの先駆けとなる夫人相談員が1919年に配置されたようです。

 

日本で最初の医療ソーシャルワーカーは1929年の聖路加国際病院浅賀ふさ先生が有名ですが、それよりも前から活動があったというわけです。社会福祉士の国家試験には絶対に出題されないようなコアな歴史ですね。

 

ドラマのロケ地にもなっていたとのことで、ドラマに憧れて入職をきめた医療従事者もいるかもしれませんね。

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ではまた⭐︎